シュリッペンバッハ・トリオ+高瀬アキ「冬の旅:日本編 2018」
Schlippenbach Trio + Aki Takase "Winterreise in Japan 2018"
伝説ではない!
ヨーロッパ・フリーのパイオニアでドイツを代表するジャズ/フリージャズ・ピアニスト、作編曲家のアレクサンダー・フォン・シュリッペンバッハが、1970年代初めより活動を続けているトリオで遂に来日!メンバーは、サックスの革新者エヴァン・パーカー、オリジナル・メンバーであるパウル・ローフェンスに変わって近年トリオのドラマーを務めることが多いポール・リットン。 また、座・高円寺2では高瀬アキとシュリッペンバッハそれぞれのソロとピアノ・デュオ(連弾)も。
シュリッペンバッハ・トリオ
アレクサンダー・フォン・シュリッペンバッハ(ピアノ)
エヴァン・パーカー(サックス)
ポール・リットン(ドラムス)
+
高瀬アキ(ピアノ)
*淡中隆史さんがintoxicateにシュリッペンバッハ来日について書いてくださいました。コチラ>>>
*杉田宏樹さんが批評サイトPJ Portrait in Jazzで紹介してくださいました。コチラ>>>
【スケジュール】
11月23日(金・祝)東京 座・高円寺2
[TOKYOオリンピック・パラリンピック公認プログラム]
東京・ベルリン友好ジャズコンサート2018
「シュリッペンバッハ・トリオ+高瀬アキ」
1部 シュリッペンバッハ・高瀬アキ ソロ&デュオ
2部 シュリッペンバッハ・トリオ
住所:東京都杉並区高円寺北2-1-2
開場14:30 開演15:00
前売3500円当日4000円
チケットペイで前売中→リンク>>>
主催:東京・ベルリン友好ジャズコンサート実行委員会
共催:杉並区
後援:杉並区交流協会 阿佐ヶ谷ジャズストリート実行委員会
問い合わせ:080-9406-1231
11月24日(土)横浜 横濱エアジン 満員御礼!予約締切
シュリッペンバッハ・トリオ
住所:横浜市中区住吉町5-60
開場19:00 開演19:30
ライヴ・チャージ:予約・前売3500円 当日4000円 U23: 1000円割引
Tel: 045-641-9191
11月25日(日)静岡 青嶋ホール
シュリッペンバッハ・トリオ
住所:静岡市葵区西草深町16-3
開場15:30 開演16:00
(関西および関東方面から新幹線で日帰り可能なお時間です)
前売4000円 当日4500円
主催:IMA 静岡
問い合わせ:imaszok@yahoo.co.jp Tel/Fax : 054-247-7425
11月26日(月)東京 新宿ピットイン
シュリッペンバッハ・トリオ、ゲスト:高瀬アキ
住所:東京都新宿新宿 2-12-4アコードビルB1
開場19:30 開演20:00
予約・前売4000円+税 当日4500円+税(いずれも1ドリンク付)
10/01より予約受付開始
Tel: 03-3354-2024
11月27日(火)東京 慶應大学三田キャンパス北館ホール
シュリッペンバッハ講演+ミニ・コンサート
1部 シュリッペンバッハ講演「ヨーロッパ・フリーから50年」
(冒頭で慶応大学アートセンターで準備中の副島輝人アーカイヴ所蔵のシュリッペンバッハ関連映像の一部を約10〜15分ぐらい上映する予定です)
2部 シュリッペンバッハ・ソロ・ピアノ
住所:東京都港区三田2-15-45
開場 18:30 開演 19:00
入場料:無料(予約不要、直接会場にお越しください)
主催:東京・ベルリン友好ジャズコンサート実行委員会
共催:慶応大学アートセンター
問い合わせ:ongakunonagaishippo@hotmail.co.jp
*情報は随時更新いたします。
*予定は変更されることがあります。
【ミュージシャン・プロフィール】
ALEXANDER VON SCHLIPPENBACH PIANO
アレクサンダー・フォン・シュリッペンバッハ(ピアノ、作編曲)
1938年4月7日、ドイツ・ベルリン生まれ。8歳でピアノを始め、ケルンの音楽大学でベルント・アロイス・ツィンマーマンに作曲を学ぶ。1966年ベルリン・ジャズ祭で《グローブ・ユニティ》を作曲・初演し、センセーションを起こす。独MPS他に録音、ゲーテ協会のサポートを得て各国をツアー、1980年に来日。1970年代初頭、アレクサンダー・フォン・シュリッパンバッハ・トリオ(シュリッパンバッハ、エヴァン・パーカー、パウル・ローフェンス)での演奏を始める。以降、現在までこのトリオでの活動を行っている。近年はポール・リットンがこのトリオのドラマーを務めることが多い。1988年、ベルリン市の依頼で音楽監督としてベルリン・コンテンポラリー・ジャズ・オーケストラを結成。独ECM他にアルバムを残す。1996年に来日。1994年、第1回アルベルト・マンゲルスドルフ賞受賞。2005年、セロニアス・モンクの全作品を一回のコンサートで演奏するプロジェクト「モンクス・カジノ」による録音『モンクス・カジノ』(スイスIntakt)がドイツ・レコード批評家賞を受賞。2007年、SWR Jazzpreis(南西ドイツ放送ジャズ賞)受賞。2016年11月、グローブ・ユニティ・オーケストラ50周年記念コンサートをベルリン・ジャズ祭で行う。2017年12月、ドイツ連邦共和国功労十字小綬章受章。トリオでの最近作は2016年録音の『Warsaw Concert』(Intakt)。また2018年8月に高瀬アキとのデュオ『Live at Cafe Amores』(NoBusiness, 1995年録音)がリリースされた。
EVAN PARKER SAXOPHONE
エヴァン・パーカー(サックス)
1944年4月5日、イギリス・ブリストルの生まれ。60年代末よりデレク・ベイリーなどと共演を重ねる。70年代初めアレクサンダー・フォン・シュリッペンバッハ・トリオのメンバーとなり、今日に至るまで継続的に活動。70年代より、サーキュラー・ブリージング(循環呼吸法)とマルチフォニックスを組み合わせた独自の奏法や高速タンギング奏法などを駆使した演奏でサックスによる表現を拡張。1994年、50歳記念コンサートをロンドン、ニューヨーク、シカゴなどで開催。90年代、「エレクトロ・アコースティック・アンサンブル」を始動。エレクトロニクスを導入し、フィードバック・ループやシフティング・サウンドスケープなどを援用し、自己の表現領域の拡大、進化に余念がない。現役最高、最強のサックス奏者の一人。自身のレーベルpsi、ECM他に録音多数。
PAUL LYTTON DRUMS
ポール・リットン(ドラムス、パーカッション)
1947年3月8日、ロンドン生まれ。16歳でドラムを始め、トニー・オクスレー、シュトックハウゼンの助手だったヒュー・デイヴィスから影響を受ける。60年代後期にはP.R.Desai師についてタブラを学ぶ。1969年、サックス奏者のエヴァン・パーカーと実験的な即興演奏をはじめ、のちにベース奏者のバリー・ガイを含めトリオで活動を展開。70年代、ロンドン・ミュージシャンズ・コレクティヴなどの組織化にも参加。ロンドンを中心とする即興音楽シーンの中核メンバーのひとり。また、バリー・ガイのロンドン・ジャズ・コンポーザーズ・オーケストラのメンバーであり、アレクサンダー・フォン・シュリッペンバッハのグローブ・ユニティ・オーケストラにも参加している。Po Torch、Emanem、エヴァン・パーカーの共演者として独ECM他に録音多数。
AKI TAKASE PIANO
高瀬アキ(ピアノ、作編曲)
ヨーロッパを中心にジャズ、即興音楽シーンで活躍。国際的に高く評価され、欧州を中心に世界各地で演奏活動している音楽家。1988年よりベルリン在住。同年音楽監督アレクサンダー・フォン・シュリッペンバッハと共にベルリン・コンテンポラリー・ジャズ・オーケストラを率いて演奏活動を開始。ベルリンのハンス・アイスラー大学客員教授(1997~2000年)。PLAYS FATS WALLER、LA PLANETE、LOK.03、SO LONG ERIC プロジェクト等で活動する他、デュオでハン・ベニンク、ルイ・スクラヴィス、ルディ・マハール。デイヴィッド・マレイ、ダニエル・エルドマン、シュリッペンバッハなどと演奏。2018年新グループJAPANICにて活動開始。ベルリン新聞文化批評家賞(1999年)、SWRラジオ局2002年度最優秀音楽家賞、2004年度ドイツ批評家賞ジャズ部門年間ベスト・レコード賞、2017年デイヴッド・マレイとのCD 『Cherry-Sakura』(Intakt)で9回目のドイツ批評家レコード賞、2018年度ベルリン・ジャズ賞を受賞。また2018年8月に高瀬アキとのデュオ『Live at Cafe Amores』(NoBusiness, 1995年録音)がリリースされた。